[原子力産業新聞] 2001年6月21日 第2092号 <3面>

[米国] 4発電所で認可更新申請

申請済みは合計13基に

米国のドミニオン・リソーシズ社は先月未、子会社のヴァージニア・パワー社がヴァージニア州で運転しているノースアナ原子力発電所1、2号機 (各90万kW級 PWR) およびサリー発電所1、2号機 (各84万kW、PWR) の運転認可の20年更新を米国原子力規制委員会 (NRC) に申請した。

また、6月13日にはデューク・エナジー社も、系列の大手電力会社であるデューク・パワー社がノースカロライナ州で操業するウィリアム B マクガイヤー発電所の PWR 2基 (各122万kW)、サウスカロライナ州のカトーバ発電所の PWR 2基 (各125万5000kW) について運転認可の20年更新を NRC に申請したことが明らかになった。

米国では昨年の3月と5月に初めて、カルバートクリフス、オコ二ーの両原子力発電所で合計5基の原子炉が20年の認可延長を承認され、合計60年の操業が許されている。後続としてはアーカンソー・ニュークリア・ワン1号機、エドウィンIハッチ1、2号機、およびターキー・ポイント3、4号機で同様の認可が申請済みだが、今回の両社の申請は今年になって初めてのこと。これで米国で認可更新を申請された原子炉は合計13基となった。

NRC が申請を承認すれば、ノースアナ発電所の2基はそれぞれ2038年と2040年まで、サリー発電所の2基は2032年および2033年まで操業することが可能になる。ドミニオン社のT.カップス社長によると、両発電所とも25年にわたって安全で信頼性の高い電力供給を続けてきており、今後も増え続けるエネルギー需要に十分応えていくことが可能。同社はまた、昨年ノースイースト・ユーティリティーズ社から13億ドルで購入したコネチカット州のミルストン原子力発電所 (2号機は89万5000kW の PWR、3号機は120万9000kW の PWR) でも運転認可の更新を検討中であることを明らかにした (1号機は98年に閉鎖)。

一方、デューク社が原子力発電所の認可更新を申請するのはオコニー発電所に次いで2度目。同社としては NRC の申請審査手続きは公聴会を開催したとしても2年半ほどかかると予想しているが、承認されれば両発電所ともに2040年代まで稼働が可能になるという。


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