[原子力産業新聞] 2001年7月12日 第2095号 <2面>

[原子力安全委員会] 解体の安全確保見直しを指示

技術進展ふまえて

原子力安全委員会は5日、原子炉施設の解体に係る安全確保についての検討を原子力安全総合専門部会に指示した。

安全委員会では1985年に日本原子力研究所の JPDR (動力試験炉) 解体にあたって安全確保の考え方をとりまとめている。それ以降、JPDR は順調に解体作業が実施されて整地まで終えている。こうした解体の経験や、解体技術の進展、国際動向などを踏まえて、将来の商業用発電炉施設解体を視野に入れた原子炉施設解体に係る安全確保の考え方を検討、現行の考え方を改訂することにした。


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