[原子力産業新聞] 2001年7月19日 第2096号 <2面>

[日本原燃] 固体廃棄物の保管能力を増強

日本原燃は17日、六ヶ所ウラン濃縮工場の核燃料物質加工事業変更に関する許可申請を経済産業大臣あてに提出した。

今回変更許可を申請したのは、六ヶ所ウラン濃縮工場の運転に伴って発生する放射性固体廃棄物の保管廃棄能力を高めるため、現在あるウラン濃縮廃棄物建屋に保管廃棄所を確保するとともにウラン貯蔵庫に新しく保管廃棄用の部屋を設ける点。これにより、従来の200リットルドラム缶で約4700本相当の保管廃棄用能力を約6700本規模に拡大できる。

同濃縮工場での固体廃棄物の保管廃棄能力増強については、前日の16日に青森県および六ヶ所村から変更に対する事前了解が得られたことから、今回国に変更許可を申請したもの。


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