[原子力産業新聞] 2001年8月2日 第2098号 <1面>

[プルサーマル] 柏崎商工会議所などがMOX利用推進を要望

早期実現にむけ経済産業相に訴え

東京電力が柏崎刈羽原子力発電所3号機で計画しているプルサーマルに関連して、新潟県の柏崎商工会議所などは7月31日、東京・千代田区の経済産業省を訪れ、平沼赳夫経済産業大臣に対して、プルサーマル計画推進のための国の理解促進活動と地域振興策のさらなる拡充を求めた。

要望を行ったのは、柏崎商工会議所の植木肇会頭をはじめ、同商工会議所の西川正男副会頭、同商工会議所の内藤信寛専務理事、柏崎青年会議所の小林英介理事長、品田庄一柏崎エネルギーフォーラム会長、衆議院議員の吉田六左エ門氏ほか計5団体。一行は大臣室で平沼赳夫経済相と会見し、植木会頭が同相に要望書を手渡し、プルサーマルの早期実現などを訴えた。なお、商工会議所などがプルサーマル計画について、経済相に申し入れをするのは初めてのこと。


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