[原子力産業新聞] 2001年9月20日 第2104号 <1面>

[原産] 西澤原産会長ら遠山文科大臣を表敬

西澤潤一会長をはじめ、金井務副会長ら日本原子力産業会議の首脳は18日、遠山敦子文部科学大臣を表敬訪問した。

会談の中で、遠山大臣は科学技術と文化の両面で誇れる国になることの重要性に触れるとともに、互いに、科学技術としての原子力の研究の重要性が一層認識されることや原子力をはじめ科学技術に携わる者の倫理意識が重要だとの考えで一致した。

また原産側から、大学の研究炉が果たす役割は欠かせないとするとともに、総合科学技術の中の原子力の位置づけを明確にするよう取り組むことが必要だとする意見が出されたのに対して、遠山大臣は「産学の連携が極めて大切」との考えを述べ、建設的な意見は歓迎したいとの意向を示した。


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