[原子力産業新聞] 2001年9月20日 第2104号 <2面>

[東京・柏崎商工会議所] 10月5日に東京都内でエネシンポ開催へ

電力の消費地と生産地が対話

東京商工会議所と柏崎商工会議所は合同で、「エネルギーシンポジウム − 電力消費地と生産地の相互理解を目指して」を10月5日午後1時より、東京・千代田区の東京會館で開催する。

これは「大都市東京の今後の社会・経済のあり方を考える上で、環境政策と調和したエネルギー確保とその消費のあり方の見直しは、最も重要な課題のひとつ」との認識の下、「日常生活や経済活動に不可欠になっているにもかかわらず、東京の生活者・産業人の日頃の関心・意識は希薄である」電力について、その生産地への理解も不十分だったとして、東京と柏崎の産業人の相互交流を通じて、電力生産地・消費地間のエネルギー問題への意識格差の解消と、両者の相互理解を図ることが主な目的。

経済産業省・資源エネルギー庁長官、柏崎市長、東京都知事の来賓挨拶が予定されているほか、茅陽一東大名誉教授による基調講演「日本のエネルギーの現状と今後」、また、茅名誉教授をコーディネーターに、パネリストに柏木孝夫東京農工大学教授、"フォーラム・エネルギーを考える" の企画運営委員もつとめる作家の神津十月氏、柏崎商工会議所の西川正男副会頭 (サイカワ社長)、東京商工会議所の藤村宏幸議員 (荏原製作所会長)、同商工会議所渋谷支部の鈴木育延会長 (渋谷地下街株式会社相談役) を迎えた、パネル討論が予定されている。

参加費は無料だが、定員800名の先着順となる。申込みは、東京商工会議所地域振興部 (03-3283-7657) もしくは経済産業省・資源エネルギー庁電力・ガス事業部核燃料サイクル産業課 (03-3501-1511・内線4791) まで。


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