[ロシア] ロストフ１が全出力運転開始

ロシア原子力発電公社 (Rosenergoatom) が１３日付けで伝えたところによると、最近、名称を「ヴォルガドンスク原子力発電所」に変えることになったロストフ原子力発電所の１号機 (100万kW、VVER) がこのほど全出力運転を開始した。今後４０日間以上にわたって各種の試験を実施する予定。

同発電所は今年２月２０日、ロシアでは８年ぶりの新規原子炉として初臨界に達し、３月には国内電力網に接続されていた。ウクライナとの国境に近いヴォルガドンスク地方に立地する同発電所の名称は、地元住民の要望により変更されるもの。