[原子力産業新聞] 2001年9月27日 第2105号 <1面>

[政府] 加納時男参院職員、文科大臣政務官に就任

「エネ教育の充実を」

政府は21日付けで、加納時男参議院議員を新たに文部科学大臣政務官に任命した。

加納氏はこの日の就任会見で、資源小国の日本には人材という貴重な資源があるとして、ひらめき・ときめき・驚き・輝きを大切にする「科学する心」を持った人材の育成に力を入れることは文部科学省の役割だと、抱負を述べた。

電力会社に勤務しながら大学で教鞭を取っていた経験から、「エネルギー教育充実の重要性を理解している」とする一方、従来の学校教科書の内容について、「理科の中で原子力のことが十分取り上げられず、社会科では原子力に対して情緒的な表現が多い。客観的な記述が望ましい」などとする考えを示した。


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