[原子力産業新聞] 2001年9月27日 第2105号 <2面>

[刈羽村] 全員協議会、東電・柏崎刈羽の幹部招き意見交換

「村との共生に尽力」

刈羽村議会は25日、全員協議会を開催し、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の幹部を招いて意見交換を行った。

席上、東電側は、このほど行われた同発電所におけるプルサーマル実施に関する住民投票に触れ、結果を厳粛に受け止めていると述べるとともに、プルサーマルの実施は、会社にとって依然として最重要の経営課題であることを明らかにして、村民に対して引き続き理解促進活動を行っていく考えを示した。

加えて東電側は、地域振興についても言及。村と原子力発電所との共生事業に力を入れていく方針であることを強調した。


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