[原子力産業新聞] 2001年10月18日 第2108号 <2面>

[電工会] プルサーマル推進ヘチラシ2万枚を配布

今月からPR本格化

日本電機工業会はこのほど、プルサーマル推進活動のための PR チラシを作成。関係会員を通じた約2万枚の配付を行うなど、今月から大々的な啓発活動に乗り出した。

電工会では、原子力の日関連行事の一環として、「Yes!プルサーマル」というシールを名刺などに貼り付ける「キャッチシール作戦」を既に実施している。今回の PR チラシは、これに続く電工会のプルサーマル推進活動の第2弾。チラシは電工会の原子力広報特別委員会、原子力 PA 女性分科会、原子力業務委員会が共同で検討したもので、「ウランも大切な資源です−プルサーマルで有効利用」というキャッチコピーに加え、「わが国における MOX 燃料の使用実績」および「世界の軽水炉におけるプルサーマル発電状況」のグラフなども掲載され、プルサーマルの安全性・必要性が一目でわかる作りになっている。

原子力業務委員会メンバーが中心となり、自社工場や研究所を来訪した見学者および自社従業員などへ配付して、プルサーマル推進の決意を表明するとともに、同計画への理解と協力をお願いすることをねらう。電工会原子力部では今後、反応が良ければ更なる拡大を行っていく方針だ。


Copyright (C) 2001 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.