[原子力産業新聞] 2001年11月1日 第2110号 <1面>

[FNCA] 29日に大臣級会合、持続可能な発展など協議

原子力委員会が主導して進める「アジア原子力協力フォーラム (FNCA)」の第2回本会合が今月29日に、東京・港区の高輪プリンスホテルで開催されることが決まった。

会議には、我が国のほかオーストラリア、中国、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの9か国から大臣レベルの参加者が集まる見通し。

会合では、参加各国の原子力開発利用の現状に関する発表に続いて、「持続可能な発展と原子力」や「放射線利用分野での協力のあり方」をテーマとするラウンドテーブル・ディスカッションが行われる予定だ。

また、これに先立って28日には参加国の上級行政官による会合も開かれる。これまでの FNCA における協力活動の成果を踏まえた議論が行われるほか、新規協力活動や IAEA ならびに参加国の二国間協力との連携なども議題として扱う方向で現在調整中だ。


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