[原子力産業新聞] 2001年11月1日 第2110号 <2面>

[原産] 原子力年鑑が5日に刊行

日本原子力産業会議は、「2001−2002年版原子力年鑑」を今月5日に刊行する。本書は内外の原子力開発動向を分かりやすく解説したもので、1957年の刊行以来、その豊富なデータと資料により関係者から高い評価を得ているわが国唯一の年鑑。

今回は特別記事として、エネルギー半島として脚光をあびる下北半島の歴史と、原子力開発に未来を託すまでの足跡を振り返る「漆黒の半島から未来の半島へ」を掲載したほか、1945年〜2000年までの出来事を網羅した原子力年表を添付。

その他の構成としては、「各国の原子力動向」「日本・海外の原子力機関」「潮流」「核不拡散をめぐる世界の動き」「エネルギーと環境」「原子力発電」「さらなる原子力安全をめざして」「原子力立地と国民合意」「軽水炉の高度化に向けて」「新型炉開発」「核燃料サイクル」「放射性廃棄物対策」「原子炉等廃止措置」「核融合」「RI・放射線利用」「原子力産業の現状」の各章のほか、資料として原子力用語の略語や、原子力の研究、開発および利用に関する長期計画、原産年次大会のあゆみ − を掲載した。

B5判、上製本、644頁。定価1万4800円 (税、送料別)。申込み・問合せは原産・情報発信出版グループ (電話 03-3508-7930) まで。


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