[原子力産業新聞] 2001年11月15日 第2112号 <2面>

[原子力安全・保安院] 加工・再処理対象の第2回保安検査結果を発表

経済産業省の原子力安全・保安院は5日、燃料加工会社および再処理事業者に対して行った、2002年度第2回保安検査の結果を発表した。

今回検査対象となったのは、燃料加工系では三菱原子燃料、原子燃料工業東海事業所、日本原燃濃縮事業部や、再処理系では日本原燃再処理事業部および、核燃料サイクル開発機構東海事業所など計7事業所。これらに対して原子力安全・保安院は、原子力保安検査官による (1) 保安規定に基づく記録類の整備・保管状況 (2) 施般の操作状況 (3) 教育訓練の実施状況 −などについて、事業所への立入り、帳簿等の検査、従業者等に対する質問により、検査を実施した。

検査の結果、原子力安全・保安院では、全事業所について「問題となるような事項は見出せなかった」とするとともに、指摘事項についても、全ての事業所において「特になし」としている。


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