[原子力産業新聞] 2001年11月15日 第2112号 <4面>

[原研] 来月7日に核融合成果報告会を開催へ

日本原子力研究所は12月7日、2001年度「成果報告会−核融合・人類究極のエネルギーの実現を目指して」を東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラムで開催する。

同報告会では、国際熱核融合実験炉 (ITER) 工学設計活動が今年7月に完了し、建設開始を目指してこのほど政府間の公式協議が開始したことを受け、それらの成果を紹介するとともに、今後展開される ITER 時代の研究開発について言及するほか、佐藤文隆・甲南大教授による「核融合と宇宙」と題した特別講演を予定している。

同会で報告される内容は、(1) 人類究極のエネルギーの実現を目指して (2) 超高温プラズマの科学 (3) 燃料を生産するブランケットの開発−ITER での工学試験を目指して (4) 核融合材料の開発 (5) ITER の建設に向けて −。参加費は無料。

問合せは、日本原子力研究所那珂研究所・炉心プラズマ研究部 (電話 029-270-7311) まで。


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