[原子力産業新聞] 2001年11月22日 第2113号 <1面>

[原子力安全・保安院] 浜岡1号機、配管破断でBWR4電力に指示

原子力安全・保安院は20日、中部電力の浜岡1号機で、余熱除去系の配管配管が破断した事故に関して、その原因のひとつに配管内に滞留していた水などが影響している可能性があるとして、蒸気凝縮糸の配管が類似の構造をもつ原子炉を保有する東北、東京、中部、日本原子力発電の4つの電力に対し、配管内にある水や気体などの滞留物を除去する措置を取るよう指示した。

滞留物は、弁等の操作によって配管系統の圧力差を利用する形で、ある程度除去できると見込まれており、安全性を前提として、具体的な操作手順を含めて検討し対応するよう求めたもの。


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