[原子力産業新聞] 2001年11月29日 第2114号 <3面>

[米国] NSP社、代替電力黒乳計画を策定

原発の閉鎖に備え

米ミネソタ州でプレーリーアイランド (PI) 原子力発電所 (各56万kW、PWR 2基) を操業するエクセル・エナジー社の子会社であるノーザン・ステーツ・パワー (NSP) 社は8日、発電所敷地内での使用済み燃料貯蔵が限界に達して同発電所を早期閉鎖しなければならなくなった事態に備え、代替電力を購入するための供給提案要請 (RFP) を策定した。

同発電所の2基は、それぞれ2013年と2014年までの操業許可を取得しているが、ミネソタ州の州法に従って使用済み燃料の貯蔵許容量が満杯になる2007年と翌08年に相次いで両炉を早期閉鎖する可能性があるという。これ以外にも、エネルギー卸売市場の状況や同社の電力供給地域で季節ごとに使用可能な発電容量、供給区域内の送電容量予測などの不測の事態が考えられると NSP は指摘しており、RFP には2007年5月もしくは08年5月を開始日とする最長15年間の長期電力購入契約に関する入札計画を盛り込んだと説明している。

予備的に定めた入札日程としては、今年の12月3日に事前会合を開催した後、最初の入札意志表明を経て来年2月15日を提案締切り日とする。3月から10月にかけて入札価格や送電線の接続などに関して調査を行い、11月に最終選考結果を発表。2003年の第1・四半期中には最終交渉と購入契約への調印を完了する考えだ。

NSP としては送電システムが及ぼす影響について特に懸念を抱いており、入札選考では代替電力の価格や環境への影響だけでなく代替電源とPI発電所間の距離、送電システムによるコスト影響なども考慮に入れると言明している。


Copyright (C) 2001 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.