[原子力産業新聞] 2002年1月31日 第2122号 <1面>

[日本原燃] 返還ガラス固化体六ヶ所施設に搬入

欧州から日本への返還ガラス固化体の輸送作業が23日、青森県六ヶ所村で行われ、同日中に、日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターへ無事搬入された。

今回返還されたのは、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の計6社所有の高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)152本。これらを収納した輸送容器6基は、12月5日〔日本時間6日)に仏・シェルブール港を出港し、今月22日午前にむつ小川原港へ接岸した英国籍の輸送船「パシフィック・サンドパイパ;号」から、23日に約3時間程度をかけて陸揚され、専用トレーラーでの輸送の後、同日14時25分に、貯蔵センターへ無事到着した。

なお、返還は今回で7回目。貯蔵管理センターに運び込まれたガラス固化体は、合計616本となった


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