[原子力産業新聞] 2002年1月31日 第2122号 <2面>

[NSネット] 大飯発電所でピアレビューを終了

ニュークリアセイフティーネットワーク(NSネット)は25日、第20回目となる相互評価(ピアレビュー)を終了したことを発表した。

今回対象となったのは、関西電力の大飯発電所。22日から4日間にわたり、6社からなるレビューチームがAグループ/電力中央研究所、住友原子力工業(レビュー分野=組織・運営、緊急時対策、教育・訓練)Bグループ/東北電力、東芝(同=運転・保守)Cグループ/グローバル・ニュークリア・ジャパン、NSネット事務局(同=放射線防護、重要課題対応)の3グループにわかれ、「組織・運営」、「緊急時対策」、「教育・訓練」については大飯発電所全体を対象に、また「運転・保守」の分野については、代表として大飯3、4号機を対象に、各々の担当分野について現場観察および関係者との面談、書類確認により、調査を行ったということだ。

なおレビュー結果については、今後整理・まとめを行い、約一か月後を目処として「報告書」がNSネットホームベージで公表される予定。


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