[原子力産業新聞] 2002年2月7日 第2123号 <2面>

[原産] 輸送に関する情報まとめPATRAMで報告書

日本原子力産業会議はこのほど、昨年9月に米国シカゴで開催された「第13回放射性物質の輸送に関する国際会議(PATRAM2001)」の概要をまとめた報告書を作成した。

PATRAMはIAEAをはじめとする国際機関、各国の政府や産業界、および研究開発機関の専門家が放射性物質の輸送をめぐる情報を共有するために3年ごとに開かれている。

報告書は、今回の会議で取り上げられた(1)輸送規則と許認可(2)容器の設計、安全解析、材料および製作(3)放射線防護とリスク評価、輸送物取扱い(4)輸送とリスク評価(5)品質管理−などの分野における最新の情報や知見を紹介する内容となっている。IAEAの輸送規則が2003年から2年ごとに改定されることになっていることもあり、輸送・中間貯蔵に関連する事業者や研究者にとっても貴重な情報源だ。

頒布価格5,000円(消費税込み)。問合わせ・申込みは、原産会議・計画推進本部小林(電話03-3508-7931)まで。


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