[原子力産業新聞] 2002年2月14日 第2124号 <2面>

[電源開発] 大間計画が1年延期に

電源開発は7日、同社の大間原子力発電所(ABWR、138万3,000キロワット)の建設計画について、土地の取得状況を踏まえて「工程の変更がやむを得ない」と判断したことを発表。同日青森県に、また翌8日には大間町、風間浦村、佐井村の地元3か町村へ説明を行った。

新工程では、2004年3月着工(現工程=2003年3月)、2009年7月運開(同2008年3月)と、それぞれ1年間先送りされている。大間原子力発電所建設設計計画の工程が変更されるのは、同計画が電源開発調整審議会に上程された後では、昨年1月に続いて2回目のこと。電源開発では「今後、新工程に沿った発竃所計画実現に向けて、より一層全社を挙げて努力するので、関係各位のご理解・ご協力をお願いしたい」としている。


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