[原子力産業新聞] 2002年2月28日 第2126号 <3面>

[フィンランド] 2原発がISO認証を取得

フィンランドのロビーサ原子力発電所(各51万キロワット、VVER2基)とチェコのドコバニ原子力発電所(各44万キロワット、VVER4基)が今月、相次いで国際標準化機構(ISO)の環境管理システムに関する認証(14001)を取得していたことが明らかになった。

ISO14001は自主的、積極的かつ継続的な環境保全への取り組みが一定レベルに達している企業活活動に与えられる。旧ソ連製PWRに西欧製の計装制御(I&C)システムを装備したロビーサ発電所は今年、操業開始25周年を迎えたが、同規格の取得により「発電所の環境管理システムが新たな基準を満たしていることが証明された」とコメントしている。

ドコバニ発電所もロビーサ発電所と同じ第二世代のVVERだが、昨年1年間に4基合計の総発電量は過去最高の136億キロワット時に達している。


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