[原子力産業新聞] 2002年3月28日 第2130号 <1面>

[電源開発] 民営化で新ロゴ

電源開発は25日、新コミュニケーションネームとして、4月1日から「J-POWER」を導入することにしたと発表した。

同社は、民営化・電力自由化のなかで経営環境が大きく変化することを踏まえ、企業文化の変革と金業イメージの向上を目指して、CI(コーポレートアイデンティティ)活動を積極的に実施してきたが、民間会社としてスタートする決意の象徴として、社員の総意に基づき、これまでの「でんぱつ」に変えて、「J-POWERを導入することとしたもの。正式社名は引き続き「電源開発株式会社」を使用する。

「J-POWER」という名称には、50年にわたり国内外で事業を展開してきた実績と技術力を活かし、日本企業として「エネルギー」と「環境」の2つの分野を中心に世界を舞台に幅広く事業を展開し、地球の未来のために多くの人々に「パワー」を与えたいという思いが込められているという。

新しくデザインしたロゴマークのデザイン名称は「グローバルエッジ」。地球の円弧の一部を表す弧線と「J-POWER」という名前を組み合わせたデザインにより、グローバルな事業展開や技術の最先端というイメージを表現。色彩については、溢れ出るエネルギー感と人間性に富んだ暖かみを表現する赤(「J」と弧線部に使用)と、先端的な技術力や確かな信頼感を表すグレーを配した。


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