[原子力産業新聞] 2002年3月28日 第2130号 <3面>

[韓国] OECD/IEAに加盟

経済協力開発機構/エネルギー機関(OECD/IEA)はこのほど、加盟手続きを昨年から進めてきた韓国が3月28日付けで同機関の正式な加盟国になると発表した。

IEAのR・ブリドル理事長によると、韓国は加盟の最終手続きとして証書のベルギー政府への寄託を済ませ、26番目の加盟国になったもの。同理事長は「韓国経済は今、非常に堅調であり、東アジア地域において主要な戦略的位置を占めていることからも世界のエネルギー保障強化に大いに貢献するだろう」とコメントしている。

韓国がIEAへの加盟を申請したのは昨年4月のこと。その後正式な加盟国となるため、同国は石油輸入90日分と同量の緊急石油備蓄、および供給緊急時におけるエネルギー需要抑制・配給対策の実施を承諾する必要があった。


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