[原子力産業新聞] 2002年4月11日 第2132号 <2面>

[四国電力] 伊方にステップ2採用申請

四国電力は3日、伊方発電所に導入予定の高燃焼度燃料(ステップ2)採用計画について、安全協定に基づく事前協議を地元の愛媛県および伊方町に先月から行っていたが、了解が得られたことから経済産業省に同採用計画に係る原子炉設置変更許可を申請した。使用済み燃料の発生量低減などの観点から、燃えるウランの量を現在の4.1%から4.8%に高め、より長く使用できる高燃焼度燃料(ステップ2)の採用は国の検討でも安全性等に問題ないことが確認されている。なお、同社では今回の申請で、伊方1、2号機の原子炉容器内部構造物の取替についても、あわせて申請を行った。


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