[原子力産業新聞] 2002年4月11日 第2132号 <2面>

[エネルギー問題に発言する会] 結成

原子力はじめエネルギー問題への積極的な発言を行っていこうという「エネルギー問題に発言する会」が4日結成された。石川 夫氏(元北海道大学工学部教授。現原子力発電技術機構特別顧問)を中心に、原子力等これまでエネルギー産業や技術開発に従事してきた有志からなり、これまでの知識と経験を活かして、エネルギー問題について、とりわけ原子力の健全な発展を目指して、世の中に積極的に発言していくことにしている。

同会では、エネルギーの確保と安定供給は不可欠で今日の日本もこのエネルギーの多大な恩恵によって存在しているにもかかわらず、そうした認識が一般に希薄で、国会における論議も少なく、かつまた社会一般の受け止め方も本質から離れたものが多いとの認識にたち、(1)エネルギー問題について、個人または会の名称において、積極的な発言を行う(2)特に原子力の技術的な問題については、正しい知識の普及のための発言も行う(3)原子力の事故や故障などについても、マスコミに協力し、解説に応じる--などの活動を展開する方針だ。連絡先は「エネルギー問題に発言する会」事務局、Eメールアドレスはhayashi-tsutomu@mwe.biglobe.ne.jp


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