[原子力産業新聞] 2002年5月23日 第2137号 <1面>

[東京電力] 榎本氏が副社長に昇格

東京電力は、20日の取締役会で、榎本聰明常務の副社長昇格と、築館勝利、内藤久夫、森本宜久の三取締役の常務昇格を内定した。昨年10月に山本勝副社長が死去、今年4月には春英彦副社長が辞任したため副社長は現在、4人となっているが、榎本氏の昇格で5人体制となる。6月26日開催の株主総会後の取締役会で正式決定する。

副社長に内定した榎本氏は、1965年に東大工学部を卒業後、東京電力に入社。福島第一原子力発電所技術部長、原子力業務部部長、柏崎刈羽原子力発電所長などを経て、97年取締役、99年6月から常務・原子力本部長。62歳。


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