[原子力産業新聞] 2002年5月30日 第2138号 <1面>

[KEDO] 日立・東芝連合が受注

日立と東芝のコンソーシアムはこのほど、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)が北朝鮮の琴湖で進めている100万キロワット級加圧水型軽水炉2基の建設プロジェクトで、タービン発電機を受注した。

KEDOプロジェクトは1999年12月の契約に基づき、韓国電力公社を主契約者として実施されている。タービン発電機は当初、米国のGE社が供給するとされていたが、損害賠償問題などを理由に難色を示していたことを受け、以前からKEDO側は日立・東芝への発注を検討していると伝えられていた。

今回、両社は主要機器の供給契約を担当する韓国側の斗山重工業との間で協議が成立したことから、今月1日付けでタービン発電機を正式に受注したもの。23日に開催されたKEDO年次総会の中で紹介された。


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