[原子力産業新聞] 2002年5月30日 第2138号 <4面>

[アロカ] 技術フェアを開催

医療機器・放射線測定装置の製造販売を行っているアロカ(曾正之社長、本社=三鷹市)は5月25日までの3日間、東京都内で「2002アロカ技術フェア」を開催した。この催しは同社の最新技術を集めた製品の展示・実演を中心に隔年で開かれているもので、19回目となる今回は、人体に投与された放射性医薬品(RI)の集積状況を体外から計測、同定する検査用核医学装置の新機種「ガンマチェイサーRRG−1000」をはじめ、放射線モニタリングや入退室管理、個人被ばく管理等「放射線管理システム」、PET施設に必要な放射性薬剤の品質管理装置やキュリーメータ等「PET施設用関連装置」のほか、染色体画像解析や遺伝子増幅装置など最新のバイオ関連装置や超音波検査・治療システム、検体検査関連装置など新製品・新技術59点を含め総計113点の医用電子装置や医用分析装置、汎用分析装置などが紹介された。

同フェアではまた、バイオ関連技術や超音波診断技術等各分野の講演会や技術セミナーも同時開催され、サーベイメ一夕・ポケット線量計を初めて使う人を対象にした放射線測定セミナーも行われた。


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