[原子力産業新聞] 2002年5月30日 第2138号 <4面>

[原産] 深センで技術交流会開く

日本原子力産業会議は13日から15日の3日間、日中科学技術文化センターや中国核学会などとの共催で、中国・深セン市内のホテルで「日中原子力発電技術交流会」を開催、両国関係者が論文の発表や意見交換を行った。

日中国交正常化30周年を記念した交流行事として開かれた同会議には、我が国から山崎吉秀電源開発副社長をはじめとする32名、中国側からは 雲龍核学会副理事長・中国広東原子力発電集団公司会長ら55名が参加した。

交流会では、(1)原子力発電の現状と問題点・将来展望(2)運転保守(3)原子力PAへの取り組み(4)将来型原子炉(5)安全性(6)経済性を−テーマに23編の発表が行われた。

その中で中国側からは、地元広東における原子力発電開発の状況について、建設中の嶺おく1・2号機の建設工事では国産化15%を達成したことや1号機は5月末にも商業運転を開始することなどが紹介されたほかに、中国全体の原子力発電開発の展望に関して、2005年までに8基が運転開始予定であることに加え、2005年までの第10期5か年計画の中で100万キロワット級PWRを4基建設を始める計画であることなどが説明された。

このほか、中国が進めている新型加圧水型炉AC-600の研究開発状況や、高温ガス炉および高速増殖実験炉の開発など、幅広い分野について発表が行われた。


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