[原子力産業新聞] 2002年6月6日 第2139号 <2面>

[電力各社] 役員人事を内定

東北、北陸原燃など電力各社は左記の通り役員人事を内定した。

各社とも6月下旬開催予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。

東北電力は、5月21日の取締役会で、新任監査役に社外から伊藤助成・日本生命会長を内定した。

北陸電力は5月22日の取締役会で、新任取締役に松波孝之支配人・電力流通部長を内定した。小又幸進取締役・富山支店長は退任し、北陸電気保安協会の理事長に就任する予定。

中国電力は5月22日の取締役会で、牧征滋、久川静彦、両氏の取締役退任を内定した。昨年10月、牧氏は中国電機製造社長に、久川氏はエネルギア・ソリューション・アンド・サービス社長に就任している。これにより取締役数は19人となる。

四国電力は5月22日の取締役会で、新任取締役に、原田律夫監査役と、溝渕昌弘支配人・原子燃料部長を内定した。また、新任監査役に田岡聰支配人、高松支店長を起用する。これに伴い、落田実、藤岡正直の両常務は退任し、落田氏はSTNet社長に、藤岡氏は四電エンジニアリング専務にそれぞれ選任される予定。

九州電力は5月21日の取締役会で、新任取締役に石井拓執行役員・経営企画室長と、樋口隆啓執行役員・お客さま本部副本部長兼配電部長の二氏を、また新任監査役に、社外から西村喜代子・福岡県中小企業経営者協会参与の起用を内定した。これに伴い、肥前洋一副社長と國分敏光監査役は退任し、肥前氏は九州電気保安協会理事長に、國分氏は福岡放送の役員に就任の予定。

日本原燃は5月31日の取締役会で、新任取締役に澁谷淳理事・再処理事業部建設試運転事務所副所長と、大堀英俊・東北電力理事・地域交流部付、松尾雄一郎・関西電力支配人・原子力事業本部副事業本部長の三氏を内定した。また、新任監査役に青木和久・中国電力理事・島根原子力発電所長を選任する。6月28日開催の株主総会後の取締役会で正式決定する。

一方、根岸學副社長をはじめ、羽川喜久、濱田博義のニ常務、白阪靖人、船矢敏朗、田仲紀一、細屋紘規の四取締役、山脇義宏、金山賢司の二監査役は退任する。


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