[原子力産業新聞] 2002年6月27日 第2142号 <6面>

[千代田テクノル] チャリティコンサート 100回目迎える

千代田テクノルが毎月1回開いているチャリティーコンサートが今月19日の開催で100回目を迎えた。クラリネット奏書の北村英治さんのカルテットや同氏と親しい音楽仲間が記念となるコンサートでジャズの名演奏を披露(=写真)。同社本社ビルのロビーに集まった約120名の聴衆は2時間半余り、魅惑の演奏や歌に聴き入った。

千代田テクノルが主催する同コンサートは、音響関連機器会社のオルトフォンジャパンの共催で1993年7月から実施しているもの。聴衆からの善意とあわせて、1000代田テクノルがこれまでに文京区内の福祉団体などに寄付した金纐は640万円以上にのぼる。同社ではコンサートを社会への還元に役立ててるとともに、毎回、聴衆に放射線に関して少しずつ知ってもらう機会にも活用している。

100回目となったこの日のコンサートで1000代田テクノルの細田敏和社長は、同社が手がける事業に関連して「暮らしに役立つ放射線を正しく理解していただきたい」と述べるとともに、「まだまだ100回だという印象。これからも良い企画を立てていきたい」と、チャリティーコンサートの継続に向け抱負を語った。


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