[原子力産業新聞] 2002年7月25日 第2146号 <1面>

[日本原燃] 漏えい箇所の切り出し作業終了

日本原燃は22日、青森県六ヶ所村にあるPWR使用済み燃料貯蔵プールの漏洩問題で、同プールのステンレス製内張りの、漏洩が確認された箇所を切り出す作業を終了した。

切り出したのは縦45センチ、横145センチで、翌23日に、茨城県大洗町にある日本核燃料開発へ送り、貫通箇所の材質、不純物の調査など、原因究明を行なう。

原燃では6月下旬、ステンレス製内張りとコンクリート壁との隙間部分にヘリウムガスを流し込む検査などを実施し、漏洩箇所を特定していた。


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