[原子力産業新聞] 2002年7月25日 第2146号 <4面>

[原子力囲碁大会] 荏原がAリーグ制覇

原子力関係者が囲碁を通じて相互の親睦を図る「第16回原子力囲碁大会」が、13日、東京・市ヶ谷の日本棋院で開催された。

この大会は、団体戦が中心ではあるが、個人戦も併せて実施され、団体戦は、向坊 (原産) 杯、電事連杯、電工会杯の争奪戦となっている。

大会は、日本原子力研究所理事長の村上健一・原子力囲碁大会世話人による7月4日に死去された向坊隆・前原産会長への黙祷で始まった。

団体戦の参加は38チームで、A、B、Cの3リーグに分かれ、1チーム5名で4回戦を戦った。試合結果は以下のとおり。

Aリーグ (向坊杯) /優勝=荏原原子力チーム、準優勝=核燃料サイクル開発機構、3位=東京電力。

Bリーグ (電事連杯) /優勝=電力中央研究所、準優勝=日本エヌ・ユー・エス、3位=原産グループ。

Cリーグ (電工会杯) /勝勝=原燃輸送、準優勝=日本原子力防護システム、3位=日立製作所。

個人戦は今回、海外から始めて参加した韓国電力東京事務所の金勲培 (キムフンベ) 課長が優勝した。金氏は、「来年は団体戦に韓国チームを出し、優勝したい」との抱負を述べた。個人戦の準優勝は田村信悦さん (石川島播磨重工業) 、3位は鯉沼優さん (Jパワー) であった。


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