[原子力産業新聞] 2002年8月29日 第2150号 <4面>

[原文振] エネ教育のHP開設

日本原子力文化振興財団はこのほど、文部科学省の委託事業により原子力・エネルギーに関する教育を支援するホームページ「ニュークパル」を開設した。

ここにアクセスすれば、国や関係機関が実施している学校教育に対する環境・エネルギー・原子力・放射線の教育事業の全容を知ることができる。

また、教育現場の先生達に、副教材や講師派遣、施設見学、教員セミナー等の情報を提供し、原子力やエネルギーに関する授業に役立ててもらおうというもの。

「ニュークパル」とは、Nuclear(原子核、原子力)+Pal(仲間)で、Nucpal

(原子力を共有する仲間)の意味。(1)双方向のネットワークの形成(2)必要な人に必要なものを全国的、網羅的に展開(3)専門家集団の参加(4)広域性の重視(5)客観的評価‐‐に基づいて運営していく。

また、同ページでは、全国の小・中・高等学校の各教科や「総合的な学習の時間」等で行われた原子力やエネルギーに関する実践事例を紹介するコーナーも設け、現場の先生達の参加を呼びかけている。

ホームページのアドレスはhttp://www.nucpal.gr.jp。

問合せは、同財団(電話03‐5651‐1572)まで。


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