[日本経団連] 東電４首脳、経団連職も退任

日本経団連は９日の会長・副会長会議で、東京電力の原子力発電所自主点検記録不正問題で退任を申し出ていた平岩外４名誉会長（東電相談役）、那須翔評議員会議長（東電相談役）、荒木浩副会長（東電会長）と、不正入札など一連の不祥事で退任を申し出ていた上島重二副会長（三井物産会長）の、計４氏それぞれの退任を了承した。

荒木氏は、企業不祥事の再発防止策を検討している企業行動委員会の委員長職も退任したため、奥田碩会長（トヨタ自動車会長）が、同委員会の委員長を兼務。２名分の副会長席は、当面欠員になるという。また那須氏の後任は、伊藤助成日本生命会長（現評議員会副議長）が代行する。