[原子力産業新聞] 2002年9月26日 第2154号 <1面>

[原子力安全・保安院] 東電、東北、中部に立入検査

原子力発電所の再循環系配管に、ひび割れの兆候があることが明らかになった事に関連して、原子力安全・保安院は21〜22日にかけて、再循環系配管の点検・検査に係る立ち入り検査を実施した。

対象となったのは、東京電力の福島第一・第二、柏崎刈羽、東北電力の女川、中部電力の浜岡の計五発電所。保安院では点検記録の確認や聞き取りなどを実施し、今後は安全評価の確認などを行う。

保安院はまた、福島第一・4号機および、同第二・2号機において、東電が実施する緊急自主検査に対する立ち入り検査を、24日にスタートしている。


Copyright (C) 2002 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.