[原子力産業新聞] 2002年10月3日 第2155号 <2面>

[サイクル機構] ISO認証を取得

核燃料サイクル開発機構は9月26日、東濃地科学センターのISO14001の認証を取得したと発表した。

東濃地科学センターは、9月25日にISO審査機関である日本環境認証機構(JACO)から「東濃地科学センターの環境管理システムはISO規格の要求事項に適合していると認定した」との連絡を受け、東濃地科学センターのISO14001認証事業所としての登録が決定した。

昨年5月に認証取得を目指すことを宣言してから進めてきた、同センターの全従業員による環境管理活動が認められたもの。

同センターはこの活動を進めるにあたって、環境方針を定めるとともに、環境目的として「上水使用量の削減」、「可燃廃棄物の削減」、「紙使用量の削減」、化学物質の管理の徹底」、電力使用量の削減」、「環境に配慮した瑞浪超深地層研究所建設工事の推進」を現在設けている。同センターでは今後、それぞれに短期目標を定めて環境管理活動を進める考えだ。さらに、これらの活動については今後とも改善を進め、環境保全と安全確保について、よりよいものとなるよう、さらに努めていくとしている。


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