[原子力産業新聞] 2002年10月10日 第2156号 <3面>

[キエフ] チェルノブイリ発電所元従業員の救済

【9月23日=松木良夫キエフ駐在員】元チェルノブイリ原子力発電所従業員の再就職などに関するカウンセリングを目的としたスラブチュチ市・市民相談センターが、日本政府の草の根無償資金協力を得て、この5月に開設された。

チェルノブイリ発電所の元従業員五千人を含む人口2万7000人の街スラブチュチ市の失業問題は深刻。今後はまず失業者の連帯を高め、労働者の適正を調査し、その需要を評価するメカニズムを作る必要があるとしている。


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