[原子力産業新聞] 2002年10月26日 第2158号 <2面>

[原研] JRR‐3自動停止も異常なし

21日午前1時6分頃、茨城県沖で発生した地震により、定格出力で運転中の日本原子力研究所東海研究所の実験用原子炉「JRR‐3(熱出力2万キロワット)」が自動停止した。停止による環境への影響はなかった。なお水戸気象台によると、同村の震度は3。

原子炉停止後、原研では直ちに本体施設、各実験利用設備等に対する点検を実施した。

その結果異常のないことが確認できたことから、同日午前2時31分に再起動した。なお同炉は、25日までの予定で運転を行っている。


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