[原子力産業新聞] 2002年10月26日 第2158号 <7面>

[東京電力] 予定の5基目を計画停止

東京電力は13日、福島第二原子力発電所4号機(BWR、出力110万キロワット)を計画停止し、シュラウドに「ひびまたはその徴候」の疑いについての調査に入った。同社では原子力発電所自主点検記録等の不正問題を受けて、特にシュラウドのひびの徴候の疑いがあるプラントを順次計画停止させて調査することにしていた。ひびの徴候の疑いがある部位や他の部位の溶接線点検などを実施、地元をはじめ原子力安全・保安院に結果を報告する予定。同4号機の点検開始によって、計画点検を予定していた5つのプラント全てが点検に入ったことになる。


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