[原子力産業新聞] 2002年10月31日 第2159号 <2面>

[鹿児島県] 三立地地点で防災訓練

鹿児島県は今年度の原子力防災訓練を29日に、川内市などで実施した。今年3月に運用を開始したオフサイトセンターを使った初めての本格的な訓練。国、県と結んだテレビ会議なども実施された。九州電力川内原子力発電所1号機の通常運転中、主給水ポンプの停止により原子炉が自動停止し、放射性物質の放出の恐れが生じたという想定での実施。

また新潟県、柏崎市、刈羽刈羽村、西山町が主催する原子力防災訓練が11月9日に、柏崎市周辺で行われる。同県でも4月にオフサイトセンターが柏崎市に設置されて初めての訓練。

国の原子力総合防災訓練も11月7日に関西電力の大飯原子力発電所を中心に実施の予定。


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