[原子力産業新聞] 2002年10月31日 第2159号 <4面>

[関東経済産業局] 市民エネスクール11月17日に前橋で開催

関東経済産業局は11月17日、前橋市古市町の ウェルシティ前橋(群馬厚生年金会館)で、省エネの実践や新エネの活用に向けて皆で考えるシンポジウム「市民エネルギースクールinぐんま市民で広げる21世紀のエネルギー」を開催する。エネルギーの大半を海外に依存しているわが国のエネルギー政策は、「環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現すること」を基本目標としている。同シンポジウムはこうした観点から、エネルギー情勢等に対する群馬県民の理解増進を図るとともに、県民の意見を聴くため開催するもの。

同シンポジウムでは、開催前に行われる3つのテーマ別および合同ワークショップでまとめられた提案を元に、エネルギー問題をどのようにとらえ、行動していくことが望ましいのか、基調講演や熊倉浩靖氏(特定非営利活動法人NPOぐんま)をコーディネータとしたパネルディスカッションの中で考えていく。基調講演の講師は西薗大実・群馬大助教授。また、柏崎刈羽原子力発電所等の見学会も実施する予定。

シンポジウムの定員は300名。発電所見学会の定員は40名。問合せは同シンポジウム事務局(電話0120‐18‐3270)まで。


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