[原子力産業新聞] 2002年11月14日 第2161号 <2面>

[原産] ワークショップ開催

日本原子力産業会議は11〜15日まで、東京港区で国際原子力機関(IAEA)の「放射線源の安全と放射性物質のセキュリティに関するアジア・太平洋地域ワークショップ」(=写真)を開催した。

これは、原産がIAEA等に協力して開かれたもの。

コースダイレクターは、東大原子力研究総合センターの小佐古敏荘助教授が務め、オーストラリア、バングラデシュ、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、パキスタン、フィリピン、タイ、ベトナムなど、日本も含めアジア太平洋地域11か国から14名が参加したほか、IAEAからも担当官が参加した。

ブラジルのゴイアニアで1989年9月、盗まれたセシウム137線源で249人が汚染、4人が死亡した事故などを受け、IAEAは放射線源の管理を強化する「アクションプラン」を作成、規制基盤の強化、線源管理の整備、教育・訓練の拡充などの7分野で加盟国を支援しており、今回のワークショップはその一環。

ワークショップでは、参加各国の現状についてプレゼンテーションが行われるほか、行方不明線源の捜索に関する各国の戦略を作成、勧告を行う。

ワークショップ初日の11日には、芝パークホテルでレセプションが催され、関係者が参加者を囲んで懇談した。

また13日には、新日鐵君津や慈恵医大など、線源を扱っている事業所を訪問、見学する。


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