[原子力産業新聞] 2002年11月14日 第2161号 <4面>

[サイクル機構] 真空ポンプセパレータ損傷で停止

核燃料サイクル開発機構は5日、新型転換炉ふげん発電所で起動用真空ポンプセパレータに損傷が発生したと発表した。ふげんは同日18時34分に計画停止作業のため原子炉を停止した後、復水器の真空を維持するため18時37分、起動用真空ポンプを起動したところ、同ポンプ出口に設置されているドレンセパレータの溶接部に割れが発生し、割れ部分から漏水していることが確認された。漏洩した水には放射性物質は含まれておらず、環境への影響はなかった。


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