[原子力産業新聞] 2002年11月28日 第2163号 <4面>

[原子力安全委員会] 12月10日に公開討論

原子力安全委員会は12月10日に東電問題を契機に、その教訓を安全規制にどう生かしていくかを議論する公開討論会を東京・港区の虎ノ門パストラル(東京都港区虎ノ門4‐1‐1)で開催する。施設の運転段階での安全維持に関し、特に適切な技術基準のあり方や検査の考え方などをめぐって議論を行うことにしている。

冒頭、同委の松浦祥次郎委員長が開会挨拶・趣旨説明を行い、米国原子力規制委員会(NRC)のトラバース運営総局長が講演する。続いて現状報告を経済産業省原子力安全・保安院の佐々木宣彦院長が行う。

その後の公開討論には松浦委員長、飛岡利明安全委員はじめ、国際原子力機関(IAEA)のリパー原子炉施設安全部運転安全課長、米国原子力規制委員会(NRC)のミラー第一地域局長、英国保健安全執行部(HSE)原子力施設検査局のウッドハウス検査計画部長、電力中央研究所の朝田泰英顧問、読売新聞の北村行孝論説委員が参加する。


Copyright (C) 2002 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.