[原子力産業新聞] 2002年12月5日 第2164号 <1面>

[原子力委員会] 六ヶ所村長が要望

今月3日に開かれた原子力委員会の核燃料サイクルを考える検討会には古川六ヶ所村長が出席、東電不正問題について「まさかという思いだ」「言語道断であり極めて遺憾」などとした。

国には「原因の究明や再発防止への取り組みに一定の評価はするが今後も身を引き締めて国民の信頼回復をはかるべき」と指摘。

そのうえで立地地域と消費地域の認識ギャップを埋める対策の具体化や、関連施設の立地地元の振興策として恒久財源を措置する等の施策を求め、「核燃料サイクル事業が計画通り実現されるようお願いしたい」と要望した。


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