[原子力産業新聞] 2002年12月12日 第2165号 <2面>

[中部電力] 地元の全戸を訪問

中部電力は9日、浜岡町をはじめとする、浜岡原子力発電所地元5町の住民の全戸別訪問を、10日から始めることを発表した。期間は約2週間。

同社浜岡総合事務所が毎年2回実施している町全戸訪問による直接対話活動を、今春に引き続き5町に拡大して実施するもので、浜岡原子力発電所1〜4号機の点検状況をはじめとする最近の取り組み状況について説明を行う。

対象となるのは浜岡、御前崎、相良、小笠、大東の各町の全世帯(計2万9200戸)。約400名の社員が訪れ、1〜4号機の点検状況や「自主点検作業の適切性確保に関する調査」のこれまでの結果、加えて定期点検の内容について、対話を行う予定だ。


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