[原子力産業新聞] 2002年12月19日 第2166号 <2面>

[東電] 品質保証会議を設置

東京電力は12日、社外の有識者で構成する「原子力安全・品質保証会議を設置することを明らかにした。初会合を19日に東京千代田区の同社本店で開催する。今回の不正問題の事実関係・経緯を整理し、再発防止策の実施状況や監査テーマなどを審議することにしている。筑波大学名誉教授で日本原子力学会会長の成合英樹氏が議長をつとめ、6名の有識者が参画、また東電からは、勝俣恒久社長、原子力部門の関係者らが参加する。

今回の会議設置は、原子力部門全体の業務運営を第三者機関で審議、透明性を確保する目的。


Copyright (C) 2002 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.