[原子力産業新聞] 2002年12月19日 第2166号 <6面>

[日本原子力発電] 敦賀2、タービン建屋で火災が発生

日本原子力発電は13日、敦賀発電所2号機(PWR、出力116万キロワット)は定格熱出力一定運転中の12日、タービン建屋3階の高圧タービン付近の床面で油漏れの拭き取り作業を行っていた際、同日午後7時ころ高圧タービンケーシングカバー保温材付近から煙が出ているのを確認した。同社社員が当該部の保温材を取り外し作業を行っていたところ、7時39分に発火を確認したため、直ちに消火器で消火を行った。その後、状況監視を行っていたが、8時51分に再び発火を確認したため、再び消火作業を行うとともに、9時に原子炉を手動停止した。その後、消防当局が当該保温材の取り外し及び消火作業を行ったところ、12日11時35分に鎮火を確認した。


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