[原子力産業新聞] 2003年1月9日 第2168号 <2面>

[原産・FNCA] 放射線治療テーマに公開講座

 日本原子力産業会議は12月20日、東京港区の虎ノ門パストラルで、「2002年放射線治療ワークショップ公開講座」を開催した。これは、アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の活動の一環として開かれたもので、中国、インドネシア、韓国、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナムの7か国から医療関係者を招き、アジア各国の放射線治療の現状を紹介してもらうとともに、日本からは、先端技術放射線療法の現状を発表、また、放射化学寮法については、頭頚がん、非小細胞肺がん、子宮頸がん等への応用について、中国(香港)やタイでの現状も含めて発表が行われた。

 同公開講座には、医療関係者等、約150名が参加、特に最先端技術について活発な討論が行われた。


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